一つの勉強理論9

 最後に、合格するために最も重要だと思うことを書きます。
 それは、勉強するってことです。
 ここまで言ってきたことみたいな方法論は、実は二の次で、一番大事なのは勉強の量だと僕は思ってます。
 少量の勉強で合格する人はいます。それは良い方法論を実践したからかもしれないし、頭が良いからかも知れません。でも、方法論には肌に合う合わないがあるし、その定義は置いておくとしても頭の良さは千差万別です。つまり、少量の勉強で合格する方法に、汎用性は無いってことです。
 他方で、試験科目を大量に勉強するということそれ自体は、試験合格という目的において万人に共通して有効なものと断言できるんじゃないかと思います。受験生の中で誰よりも勉強したと胸を張って言える人が新司法試験に落ちることは無いです。
 まあ、大量にやり続けるというのは本当に強靭な意志が必要で、簡単じゃないですよね確かに。でも、努力できるのも才能のうちって言葉に甘えないでほしいと思います。万人に共通して有効っていう効果を考えるなら、簡単じゃないのは当たり前だと思って欲しい。
 量をこなすことを僕が実践しきったとはとても言えません。
 それを棚に上げて書きますが、勉強量を増やすこつは「計画を立てて」「例外を作らずに」実行するってことです。今日は〜だから計画を実行できなくてもしょうがないとか明日やろうとか考えないことです。
 

 偉そうにツラツラ書きましたが、とにかく、言いたいのは、
 頑張れ!
 そういうことです。