合格者数や合格率よりも?

一橋の今年卒業の未修合格者の合格率が68%なんだが・・・ロー全体の合格率27%(未修は19%)という状況で、これは異常といえるほどすごい。何がそんなに違うんだろうか。選抜方法?教育力?環境?雰囲気?
どのロースクールも、キレイゴト(たとえば「私たちは、新司法試験の合格者数や合格率それ自体よりも、法科大学院生諸君一人一人が、高い志をもって研鑽を積み能力を磨くことにより、それにふさわしい成果をあげることを重視し、かつ期待しています。」)ばっか言ってないで一橋に教授等を派遣させてもらって見習う姿勢くらい見せるべきだろう。
もちろん、受験結果は究極的には自己責任だ。だが言いたい。どうしても言いたい。
そうだとしても、ローの教授たちは、受験生の人生に深く関わっていることを自覚すべきだ。
出願者の約2割が受け控え、受験者の約7割が不合格になっているという状況で、そのような自覚を持って合格者数や合格率よりも云々などと言えるのだろうか。
軽率にすぎるんじゃないか?
合格者数や合格率よりという部分を不合格者数や不合格率よりもと言い換えても、胸を張って微笑みながら同じ事を言えるのか。