新司法試験合格者、初の前年割れ 2043人、3千人達成困難に

 法務省は10日、法科大学院修了者を対象とする2009年新司法試験の合格者を発表した。昨年より22人少ない2043人で、目安とされた「2500〜2900人」を大きく割り込んだ。合格者数が前年を下回ったのは4回目の今年が初めて。合格率も過去最低を更新し、昨年より5ポイント低い28%となった。
 10年ごろに年間合格者を3千人にまで増やすという政府計画の実現は極めて難しい状況になった。法務省人事課は「合否の判定基準は変わっていない。(法曹となる)能力のある人が2043人にとどまった」としている。
 今年の試験は、昨年より1131人多い7392人が受験。合格者は男性1503人、女性540人だった。平均年齢は28・8歳で、最年長55歳、最年少24歳。
 合格者のうち、大学の法学部卒業者を中心とする既修者コース(2年)の出身者は1266人で、合格率は昨年比5ポイント減の39%。未修者コース(3年)出身者は777人、合格率は同3ポイント減の19%だった。
 法科大学院74校のうち合格者数が多い上位5校は、東大216人(合格率56%)、中央大162人(同43%)、慶応大147人(同46%)、京都大145人(同50%)、早稲田大124人(同33%)の順。合格率トップは昨年に続き一橋大の63%で、83人が合格した。
 今回初めて全74校から合格者が出たが、合格率40%以上の大学院が8校あった一方、一けた台も14校に上り、ばらつきが大きい状態は変わらなかった。
 新司法試験は法科大学院修了後5年間で3回しか受験できず、今回493人が不合格3回目となり、受験資格を失った。(共同通信


 一橋は本当にすごいですね。
 てか2043人って・・・合格者増の経過期間に前年割れって・・・
 詐欺と言われてもしょうがないと言わざるをえない。
 ちなみに北日本新聞が氏名をアップしてます。